もし
聞こえが疑われたら

Home > もし
聞こえが疑われたら
 > インターネットで探す方法は

インターネットで探す方法は

現在住んでいる地域の中で、医療や教育の専門の支援機関がどこにあるかを探したい。あるいは、こ れから転居するときに、転居先の支援機関がどこにあるかを探したいということがあろうかと思います。現在は、それらをインターネットで探すことができます。探すときのポイントや注意点を整理してみました。

1.専門の医療機関を探す

 日本耳鼻咽喉科学会が、ホームページ上で「新生児聴覚スクリーニング後の精密聴力検査機関リスト」を公開しています。一定水準以上の検査機器やスタッフを整えていることを学会が認めている医療機関で、全国に163カ所あります。「新生児聴覚スクリーニング後の精密聴力検査機関」で検索すると閲覧できます。
リストを見る⇨ ここをクリック

 でもそこに行くことが難しい場合には、近所の耳鼻科で診てもらい、難聴の疑いがある場合に「精密聴力検査機関」を紹介してもらう方法もあります。

2.専門の教育機関を探す

 特別支援学校や特別支援学級、通級指導教室がどこにあるかを載せたホームページとしては、出版会社や地図会社が運営するホームページで、一覧を掲載しているところがいくつかあります。ただし、最新の情報ではない可能性もありますので、注意が必要です。そこで、最新の情報を探すためには、それらの教育機関の設置主体である、都道府県教育委員会や市町村教育委員会のホームページで探すとよいでしょう。

 「○○県教育委員会 特別支援学校」あるいは「○○市教育委員会 通級指導教室」で検索するとよいでしょう。

従来、聾学校は全国どこでも「○○聾学校」でしたが、現在は色々な校名がありますので注意が必要です。「○○聴覚支援学校」や「○○聾学校」などの校名を使用している場合や、校名は「○○特別支援学校」で、聴覚障がい部門を設置している学校もあります。

 通級指導教室についても、「きこえの教室」や「ことばの教室」などの通称を用いているところもあります。また、言語通級指導教室の中にも、難聴を対象としているところと対象としていないところがありますので、確認が必要です。