もし
聞こえが疑われたら

もし、「聞こえのチェック項目」や「ささやき声検査」「指こすり検査」をやってみて、
聞こえにくさが疑われる場合には、できるだけ早く専門の医療機関において、難聴があるかどうか、
ある場合に治療が可能かどうかを診断してもらうことを強くお勧めします。

できれば、専門の検査機器とスタッフがそろっている「新生児聴覚スクリーニング後の精密聴力検査機関」
がお勧めです。でもそこに行くことが難しい場合には、近所の耳鼻科で診てもらい、
難聴の疑いがある場合に「精密聴力検査機関」を紹介してもらう方法もあります。

「様子を見よう」はダメ!

お子さんは、日々新しいことばや知識を耳から聞いて学習しています。
その耳に聞こえにくさがある場合、ことばや知識の学習に遅れが生じます。
「もう少し様子を見よう」と考えているうちにどんどん遅れていきます。
できるだけ早く、難聴があるのかないのかを確認してあげることが大切です。

 もしお子さんに難聴があることが分かっても、問題を最小限にする手段が色々と用意されています。難聴の中には、治療が可能な難聴もあります。治療ができなくても、補聴器や人工内耳などの補聴手段を使って聞こえをある程度取り戻す方法があります。

近年、補聴器等は大変進歩しています。また、ことばや学習の遅れを少なくするための教育方法も進歩しています。さらに、テレビの字幕放送は既に普及していますし、話しことばを文字に変換する機械も進歩してきています。

 もし、聞こえに疑いがある場合は、できるだけ早く以下の病院や教育機関に相談してみましょう。

相談できる病院は

札幌市内の新生児聴覚スクリーニング後の精密聴力検査機関

○北海道大学病院耳鼻咽喉科(完全紹介制)
  060-8648 札幌市北区北14条西5丁目

○札幌医科大学附属病院耳鼻咽喉科
  060-8543 札幌市中央区南1条西16丁目291
  ☎611-2111  内3515

○北海道立子ども総合医療・療育センター(コドモックル)(電話で予約)
 006-0041 札幌市手稲区金山1条1丁目240番6
  ☎691-5696 Fax691-1000

○耳鼻咽喉科麻生病院
  007-0840 札幌市東区北40条東1丁目1-7
 ☎731-4133  Fax731-4986

○厚別耳鼻咽喉科病院
 004-0065札幌市厚別区厚別西5条1-16-22
  ☎011-894-7003  Fax894-7005

○とも耳鼻科クリニック
 060-0061札幌市中央区南1条西16-1-246ANNEXレーベンビル2F
 ☎011-616-2000  Fax616-2180

その他の地域の新生児聴覚スクリーニング後の精密聴力検査機関は ⇨インターネットで探す方法 

相談できる教育機関は

札幌市内の子どもの聞こえについて相談できる専門の教育機関 


<特別支援学校校>  (乳幼児の教育相談も受けます)

○北海道札幌聾学校(全市)
 001-0026 札幌市北区北26条西12丁目
  ☎716-2979 Fax758-7617

<小学校>  (幼児の教育相談も受けます)

○札幌市立中央小学校きこえの教室(手稲・西・中央・南区)
 060-0041 札幌市中央区大通東6-12
  ☎241-2533  Fax261-5723

○札幌市立幌北小学校きこえの教室(北区)
 001-0019 札幌市北区北19条西2丁目
 ☎747-6797 Fax716-0944 

○札幌市立南郷小学校きこえの教室(豊平・清田・白石・厚別区)
 003-0024札幌市白石区本郷通4丁目南3-1
  ☎863-0863 Fax861-9527

○札幌市立元町小学校きこえの教室(東区)
 065-0025 札幌市東区北25条東17丁目
  ☎781-2194 Fax783-8101  

<中学校>

○札幌市立中央中学校きこえの教室(北・東区を除く全市)
 060-0034 札幌市中央区北4条東3丁目
  ☎241-5080  Fax241-6359

○札幌市立北辰中学校きこえの教室(北・東区)
 001-0018 札幌市北区北18条西2丁目
  ☎716-6201  Fax716-4172

その他の地域の子どもの聞こえについて相談できる専門の教育機関は⇨

インターネットで探す方法は

現在住んでいる地域の中で、医療や教育の専門の支援機関がどこにあるかを探したい。あるいは、こ れから転居するときに、転居先の支援機関がどこにあるかを探したいということがあろうかと思います。現在は、それらをインターネットで探すことができます。探すときのポイントや注意点を整理してみました。

1.専門の医療機関を探す

 日本耳鼻咽喉科学会が、ホームページ上で「新生児聴覚スクリーニング後の精密聴力検査機関リスト」を公開しています。一定水準以上の検査機器やスタッフを整えていることを学会が認めている医療機関で、全国に163カ所あります。「新生児聴覚スクリーニング後の精密聴力検査機関」で検索すると閲覧できます。
リストを見る⇨ ここをクリック

 でもそこに行くことが難しい場合には、近所の耳鼻科で診てもらい、難聴の疑いがある場合に「精密聴力検査機関」を紹介してもらう方法もあります。

2.専門の教育機関を探す

 特別支援学校や特別支援学級、通級指導教室がどこにあるかを載せたホームページとしては、出版会社や地図会社が運営するホームページで、一覧を掲載しているところがいくつかあります。ただし、最新の情報ではない可能性もありますので、注意が必要です。そこで、最新の情報を探すためには、それらの教育機関の設置主体である、都道府県教育委員会や市町村教育委員会のホームページで探すとよいでしょう。

 「○○県教育委員会 特別支援学校」あるいは「○○市教育委員会 通級指導教室」で検索するとよいでしょう。

従来、聾学校は全国どこでも「○○聾学校」でしたが、現在は色々な校名がありますので注意が必要です。「○○聴覚支援学校」や「○○聾学校」などの校名を使用している場合や、校名は「○○特別支援学校」で、聴覚障がい部門を設置している学校もあります。

 通級指導教室についても、「きこえの教室」や「ことばの教室」などの通称を用いているところもあります。また、言語通級指導教室の中にも、難聴を対象としているところと対象としていないところがありますので、確認が必要です。