コラム 2018年5月

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2018.05.21 UP
まさか耳が聞こえにくいとは思わなかった。

 お子さんの耳に軽度の難聴がある場合、保護者の方は、初めに聞こえにくさに気がつくのではなく、ことばの心配として気がつく場合が多いです。例えば、ことばの遅れや発音の誤りなどとして気がつく場合があります。

 札幌市の聞こえの教室に通う難聴のある子どもたちについて、保護者の方が初めに「聞こえ」を心配したか、「ことば」を心配したかを調べたデータがあります。

 聴力レベルが56dB未満の軽い難聴の場合は、はじめに「ことば」を心配したケースが3分の2と多くなっています。軽度の難聴の場合には、保護者の方が「聞こえ」より「ことば」の心配する場合が多いのです。

  我が子に軽度の難聴があるとわかったとき、保護者の方は「まさか耳が聞こえにくいとは思わなかった」と言われます。それほど、軽度の難聴があるかどうかは、保護者の方から見ても分かりにくいのです。それでも、ことばの発達に影響をすることがあるので要注意です。